2020年3月会議一般質問です。
質問事項:地域が共に支え合う社会の実現について
本町は、小さなコミュニティであり、隣近所との相互依存関係が豊かに存在してきたが、超高齢化社会を迎えるにあたり、新しい支え合いの仕組みが必要になっている。
(1)在宅医療について
自身の家に住み続けることが元気や幸せ度の向上には基本となっている。しかしながら、本町においては、訪問看護や訪問介護サービスを提供する事業者が無いということで、それらの仕組みは実現されていない。在宅医療についてどのように考えているか。また、診療所、健康管理センター、介護事業者、自治会などの連携をどうとっていくか。遠隔診療の診療報酬等が改定されたことで、本町において遠隔診療は可能になるかどうか。
(2)人材バンクについて
地域支え合いには、誰もが誰かを支える仕組みが必要となる。その意味で、地域にいる人材がちょっとしたボランティア支援をするような、人材バンクが必要である。福祉のみならず観光や買い物でも必要となるが、そのような構想は無いか。同時に、ボランティアポイントのような町内での支え合い循環システムもあると取り組みやすいが、どうか。
質問事項:ひとり親家族の移住支援について
3人に一人が離婚する時代であり、ひとり親家族が増えている。本町でも、移住者ターゲットをより明確にしてはどうか。
たとえば、北海道幌加内町では、中学生以下のお子さんと同居する町外のひとり親家族(シングルペアレント)の方が、町内の介護事業所に就職し、町内に家族で定住することが出来る方を対象に、様々な支援制度をはじめており、すでに、5世帯14名の方が移住されている。
こういったシングルペアレント家族を対象にしてはどうか。
また、これら事業を進める「ひとり親地方移住支援ネットワーク会議」に所属してはどうか。他の地域から移住し、働く意欲のあるひとり親およびその家族を受け入れる事業を実施している全国の団体が連携した組織であり、北海道幌加内町、群馬県上野村、長野県須坂市、兵庫県神河町、島根県浜田市が所属。
※かすみがうら市地域ポイント事業のイメージ
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