【論文】写し巡礼地における模倣と再創‒写し巡礼地の保全に向けて‒

近藤隆二郎(2023): 写し巡礼地における模倣と再創─写し巡礼地の保全に向けて─, 巡礼遍路研究, 8, 56-77

ということで、『巡礼遍路研究』8号が送られてきました。時系列的には、昨年6月に高野山で発表したものですが、その後10月に愛媛大で発表した論文がその後になるので、ちょっと引用関係が無い2論文ですが、どちらも出版されました。機会をいただきまして、ありがとうございます。

この論文にも論点として書いたのですが、全国写し巡礼地データベース化をしようと動いております。あれこれ、関係者・関係機関と連絡をとりつつ、今年からできれば動かしたいと思っています。なにせ、想定では、国内に4000ぐらいはあるのではと推定されるので、今から手がけないとと。巡礼研究者の先達先生方が何人も挫折してきたものを、参加型のプラットフォームでできないかと構想しています。

なにせ、私自身が欲しいのです笑。どこに行っても、写しはあるので、まわりたいのですが、行くたびにネットで調べたりしてふらふら行くということしかできず。今はネット情報がけっこうあるので、助かっていますが。できるだけ全国をまわりたい!。現在でも、写し八十八ヶ所をめぐっている数は、国内一?かどうかわかりませんが、各地の様式や様相をみてまわりたいなと思っています。とくに、山道にもあるので、体力があるうちに、できるだけ巡ってみたいなと。カラダでの体験。

国外には、ハワイ、台湾、中国、ブラジル(?未)、にあるようです。ハワイについても、論文一報を執筆しただけで、もうちょっと詰めたいですし、関連論文もけっこうでてきたので、さらに論考したいし、現地調査も長らく行けていないので、その後も気になります。ラワイ大師堂は元気かなあ。




ryujirokondo's trajectory

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